◎新型コロナウィルス感染症の特徴
発熱や咳が長引くこと(1週間前後)が多く、強いだるさ(倦怠感)を感じることが多い。
罹患しても軽症であったり、治癒する例も多いとされている。一方、重症度は、致死率がきわめて高い感染症(エボラ出血熱等)ほどではないものの、季節性インフルエンザと比べて高いリスクがある。特に、高齢者や糖尿病、心不全、呼吸器疾患などの基礎疾患をお持ちの方は重症化しやすい可能性がある。

◎新型コロナウィルスの感染の仕方
一般的には飛沫感染、接触感染で感染。感染者とすれ違う程度では感染するリスクは低いと今のところ考えられている。閉鎖した空間で、近距離で多くの人と会話するなどの環境では、咳やくしゃみなどがなくても感染を拡大させるリスクがある。
・飛沫感染:感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染する。
・接触感染:感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつく。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染する。

◎新型コロナウィルスの予防方法
手洗いや手指消毒剤(70%エタノール)での消毒をこまめに行うことが重要。症状がある場合には、咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる)が重要。

※新しい情報は厚生労働省のHPをご覧ください。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html