百日ぜきとは
百日ぜき菌に感染することで起こる病気です。
症状は?
せき、鼻水から始まり、風邪薬を飲んでいても1~2週間でせきがひどくなります。激しく短いせきをした後にヒューと音をさせながら息を吸い込むのが特徴です。6ヶ月以下の子どもだとせきが出ず、鼻や息が詰まったり、呼吸困難やチアノーゼを起こすことがあります。肺炎や脳症などの重い合併症で死亡することもあります。
治療方法は?
抗菌薬を服用しますが、典型的なせきのあとで治療をはじめても改善は期待できませんが、他人への菌の拡散は防止できます。低月齢の子どもの場合は、入院することもあります。
対策は?
DPT(ジフテリア、破傷風、百日ぜきの三種混合ワクチン)の予防接種を受けることが有効です。
コメントする