突発性発疹とは?

ヒトヘルペスウイルス6型、7型などに感染して起こる病気で、6ヶ月~1歳までの赤ちゃんに多く見られます。6型と7型の両方に感染することもあり、2度かかることもあります。

症状は?

38~39度の高熱が3~4日続き、熱が下がってから、おなかと顔を中心にこまかい赤い発疹が現れます。かゆみは感じないことが多く、発疹は2~3日で消えていきます。せきが出たり、下痢になることはありますが、高熱のわりに食欲があり、機嫌がいいのが特徴です。ただ、発疹が出たあとは少し機嫌が悪くなることもあります。

治療方法は?

発熱があっても機嫌がよく、水分も十分にとれていればほとんどの場合は経過観察だけで自然に治ります。ぐったりしている、嘔吐、熱性けいれんの症状が見られたとき、4~5日たっても熱が下がらないときは受診しましょう。高熱で熱が下がらないときは解熱薬が処方されることもあります。