生後2ヵ月頃の指しゃぶりはおっぱいがたりないわけではなく、成長した証拠で特に心配ありません。自分で自分の指をしゃぶって落ち着く方法を身につけているのです。おっぱいがたりないときはこぶしまですべていれてしゃぶっています。この時期であれば無理に手をはずす必要はありません。ママのお腹にいるときから赤ちゃんは指しゃぶりしています。お腹の中にいるときからいろいろな不安を解消しているのです。

おしゃぶりを使用する人もいるようですが、おしゃぶりはママと赤ちゃんの触れ合う時間、コミュニケーションの時間を奪ってしまいます。おしゃぶりをすることで寝ていくのでママは楽かもしれませんが、赤ちゃんの甘えたい気持ちが奪われてしまうので、おしゃぶりだけに頼るのはよくありません。また、おしゃぶりはやめられなくなってしまうこともあるので、注意が必要です。

幼児になってからの指しゃぶりは、寂しいとき、甘えたいときに爪かみをするのと同じで、指しゃぶりすることで不安を解消するのです。指しゃぶりを見ると「やめなさい」と言ってしまいがちですが、言わずに指しゃぶりをしていない手をぎゅっと握り、抱きしめてあげましょう。夜寝るときも指しゃぶりをしていない手をぎゅっと握り背中を優しくとんとんしてあげましょう。すぐになおるものではありませんが、続けることでだんだんなくなっていくはずです。